プロフィール

砥石孝俊|移住コンサルタント、一級建築士

1972年長野県上田市生まれ。自然に囲まれた環境のなか山と川を遊び場にして育つ。建築を志し高校卒業後に上京。専門学校を経て横浜の建設会社に就職し、直後に二級建築士を取得。

現場監督としてマンション・商業ビルから木造住宅の新築・リフォームまで幅広く手掛け建物の構造・施工に精通する。

経験も実績も積んだある日、施主からのカスタマーハラスメントにあう。しかし原体験からくる「言いたいことを言わない」性格が災いし全てを抱え込んだ。更にこの時は自分自身のストレスを全く認識できていなかった。

そのためストレスを解消するというもせず日々心をすり減らしていき、ある日気がつくと工事現場の足場のてっぺんに立っていた。

うつ病と診断され長期休業を余儀なくされた。復帰後は設計部門に移動。ほどなく念願の一級建築士を取得しその後結婚。心は安定したかに見えたがストレスを認識できないまま薬に頼りきりの毎日。このまま投薬治療が一生続くのかと諦めていた。

そんなある日、休暇で信州に行き目的もなく緑豊かな里山をボーッと眺めていると、ふと抱えていた重石を降ろしたような感覚を覚えた。身体と心が薬ではなくこの環境を求めていたのだと気づいた瞬間だった。

この体験を日常に。その想いで横浜から信州に移り住み、自然素材の家づくりに特化した工務店に転職。設計部門の立上げにかかわり、特にデザインと品質に造詣を深める。

やがて部長に昇進。都会からの移住相談、モデルハウスや見学会の案内、ローンの組み方など営業分野のスキルも磨き、設計・工事を含めた家づくりのトータルアドバイザーとして10年間従事。50件以上のお客様の家づくりや移住の夢を形にする。

プライベートでは自身の設計・デザインで建てたマイホームと庭が上田市都市景観賞を受賞。身体と心が求める豊かな環境での暮らしを実践する。

その後、自身も実践中の感覚的でちょうどいい暮らし“なからいふ”を提唱し、移住コンサルタントとして『なからいふLabo.』を立ち上げる。

28年間培ってきた総合的な建築知識と一級建築士としてのスキル、都会からの移住や信州での暮らしをサポートしてきた実績、うつ病や抑圧から解放された信州での豊かな暮らしの実践経験を活かした総合的なコンサルティングが特徴。

何から始めたらいいかわからない入り口段階の個別相談、先輩移住者との交流を含む移住体験ツアー、マインド形成をはじめとした失敗しない移住実践プログラム、移住仲間とのコミュニティ運営で信州への移住をフルサポートする。